1997年に草彅剛さんが主演したドラマいいひと。
実はこのドラマは原作が改悪されてトラブルになっていたことで有名なのです。
いいひとドラマのトラブルとは?原作とどう違うのかなどを調査しました。
いいひとドラマのトラブルとは【どう違う?】原作改悪でゆーじが奇人変人に
今回の原作の改悪の騒動でもう結構引き合いに出されてる草薙剛主演のドラマ「いいひと。」
— 名もなきヲタ (@IDOLCRAZY1) January 30, 2024
こちらも原作者が当初に要求した条件を無断で破棄されその結果連載が終了にまで至る大問題に。
草薙はこれが評価されて後の役者活動の飛躍になった訳だけど後味の悪さだけは残ってしまった残念な作品 pic.twitter.com/3ChYAJ7lo4
ドラマいいひと。は1997年草彅剛主演で放送されました。
- 北野優二:草彅剛
- 二階堂千絵:財前直見
- 桜妙子:菅野美穂
- 上村洋介:細川茂樹
- 山下恵利:矢部美穂
- 城山未知:野村佑香
- 稲葉健一:京本政樹
主題歌にはSMAPの「セロリ」が流れ、テレビ的には視聴率も良く成功のように見えましたが、原作の漫画「いいひと」とは全く別の作品だと言われています。
いいひとドラマと原作の違いは【どう違う?】
草彅さん主演の「いいひと。」懐かしい
— 内田 (@ucd_1) January 2, 2023
エンディングがセロリだったっけ #さんまのまんま pic.twitter.com/2Xd1nXIlpy
いいひと。の原作とドラマの違いは主人公のゆーじにあると言われています。
作者の高橋しんさんも「ゆーじは変えられてしまった」と嘆いていました。
原作では根っからの善人である主人公北野ゆーじが、持ち前の優しさで周りの人達の心を動かしていくヒューマンドラマだった。
→ドラマではいきなり路上で奇声を張り上げて踊り出すような奇人として描かれていました。
原作と脚本の関係?ジョジョミュ公演中止の理由は?キャストや演出家の責任か
いいひとドラマの原作改悪で作者激怒で連載終了
ドラマに改悪されたというのは、よく聞くというか、実際ドラマ見て「何じゃこりゃ??」って思ったりする事多い。
— Blue(マーク)A@ (@Blueamark) February 1, 2024
確か「わるいひと」、もとい「いいひと」もドラマ化されたらメチャクチャで、
作者が傷ついて作品を終わらせたとか何とかだった気がしたぜ pic.twitter.com/bbZx5hspat
ドラマの1話を見て原作の高橋しんさんは激怒。
原作のクレジットを「原案」に変更させています。
ドラマは好調で、途中からオリジナルのシナリオで進行していき、20%超のヒットドラマとなりました。
しかし原作とはかけ離れていたと感じた高橋しんさんは、漫画を終了させることを決意しドラマとは全く違った結末で終了させました。
最終巻の26巻のあとがきで高橋しんさんはこのように書いています
正直に言うと終了を決めた直接のきっかけは、テレビドラマ化でした。テレビ局の方にドラマ化の許可を出すための条件の中に、ゆーじと妙子だけは変えないこと、という一文がありましたが、多くの方が感じたように、ゆーじは変え「られて」いました。
私は、もうこれ以上わたし以外の誰にも変えられずに、読者の方々の中の「いいひと。」を守ること、そして同時に多くの読者の方に切ない思いをさせてしまった、その漫画家としての責任として私の生活の収入源を止めること、その二つを考え連載を終了させようと思いました。
まとめ
過去にドラマ化が原因で連載終了 「いいひと。」作者が思い「作家の痛みを感じられない人に…」 https://t.co/XKwVjvVLhn
— 九十八式七星剣🇯🇵能登 (@LelouchZealot) February 1, 2024
でも“完璧に原作通り”には“絶対にできない”んだよなぁ…
どれだけ忠実に演出しても、“カット”される部分がある以上は無理だよね。
ただ、“改悪”するのとは別の話にはなるけど。
高橋しんさん原作のいいひと。のドラマと漫画の違いについて紹介しました。
草彅剛さん主演のドラマいいひと。は大ヒットドラマとなりましたが、原作の主人公とはだいぶ違うテイストでした。
ドラマは成功しましたが、陰では原作者が心を痛めていて漫画の連載を終了させるトラブルとなった事はファンの間では有名です。
この事に関し、関西テレビのプロデューサーは「現場が走りすぎたのを押さえることが出来ませんでした。申し訳ありません。」との謝罪の言葉も編集部を通して出していました。
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