毎日こなしても終わりがみえない家事。
時間がなくて忙しいときに限って、家事が終わらない・進まない…といったことが多く嫌になってしまいますよね。

思うように家事が進まずにイライラしてしまうときは、家事をルーティン化して乗り切ってみると良いかもしれません。

家事が多すぎて終わらない
共働きが多くなっている現代、主婦は仕事だけでなく家事や育児までこなす忙しい日々を送っています。
昔と比べて便利な家電が増えたとはいえ、やるべき家事が多すぎて終わらない…と多くの主婦が感じている状況です。

◎名もなき家事が多い
家事というと「料理・洗濯・掃除」だけと思う人もいますが、日々行う家事はそれだけではなく「名もなき家事」と呼ばれる家事も存在しているのです。

この名もなき家事が曲者で、名前をつけることはないけれどしなくてはいけない家事が非常に多い状態。
結果、家事が多すぎて終わらない…となっていると考えられています。

◎家事には終わりがない
仕事として働くと、その時間に対して給与が支払われます。
しかし、いくら家事をこなしても給与は発生しなく家族が多い分だけ、終わったと思った家事がまた1からやり直しということも…。

家事には終わりがなく、妻やママがこなして当然という思いが家族間で強いため、モチベーションがどんどん下がる…といった悪循環も考えられますね。

いろいろ邪魔されて家事が進まない
いざ家事をしよう、と思っても邪魔が入り家事が進まないこともあります。

◎子育てをしながらの家事は大変
小さな子供がいると、自分の思い通りに家事を進めることができません。

・掃除をしようとしたときに限って、おもらしをしてしまう。
・ご飯の支度をしようとすると「遊んで」と言われる
といったように、ママが家事をしようとするたびに邪魔されて家事が進まないということが大半。

家事をしようとして中断、ということが多いと流れがそのたびに断ち切られ効率も悪くなり、ママ自身もイライラしやすくなってしまいますね。

そんな時はルーティン化する
毎日その時に気が付いた家事を行う、という方法だと1日が終わるころにやっていなかった家事に気付く・自分の時間が持てないとなり、毎日がなんとなく過ぎていってしまいます。
家事はやることが多いからこそ、やるべきことをルーティン化して効率よくこなしていくことが大切です。

◎ルーティン化の方法を詳しくご紹介
では、実際にどのような方法で家事をルーティン化していけば良いのか、詳しくみていきましょう。

1.やるべき家事を全て書き出す
まずはやるべき家事を全て、紙に書きだしていきます。

書き出す家事は
・毎日やること(掃除や料理)
・曜日ごとにやること(ゴミ出しや子供の習い事への送迎)
・やりたいこと(床の拭き掃除)
・その他でやること(食材の買い出し)
といったことです。

ここでできるだけ詳しく書いておくと、あとで家事をルーティン化しやすくなりますね。

2.時系列に家事を並べていく
やるべき家事を全て書き出したら、朝から夜まで時系列で家事を並べていきます。
このとき、
・料理…50分
・ゴミ出し…5分
といったように、それぞれの家事にどのくらいの時間をかけているかも書き出していきましょう。

3.計画表をつくる
上記で書き出した家事を参考に、実際にルーティン化するための計画表を作成していきます。

・きっちりと予定を決めたほうが安心する人…曜日ごとにこなす家事を細かく書き込んでいく
・細かいスケジュールは苦手という人…「掃除は〇~〇時」と決めておく
このときに、やるべきことをフセンかメモで分かりやすいところに貼っておくと、家事のやり残しを防ぐことができますね。

ルーティン化しても始めのころはうまく進めることができないかもしれません。
そんなときは、定期的に見直しをして無理なく進めていけるように修正していくと、時間が経つにつれ家事をルーティン化していけるはずです。

◎ルーティン化するメリット
家事をルーティン化するメリットには、次のようなことが考えられます。

1.家事をこなす時間が短縮される
毎日の家事をルーティン化してこなしていくことで、毎日たとえ掃除をわずかな時間しかしていなくても汚れが溜まりにくくなります。
忙しいからと週末にまとめて家事をこなすよりも、毎日短時間でも家事をこなしていくほうが、家事をする時間が短縮されているはずです。

2.家事を後回しにしなくなる
食事や入浴といったことは生活の一部としてルーティン化されているため、面倒だからと次の日に後回しにするようなことはあまりありません。
家事も同じで、1度ルーティン化してしまえば家事をこなすことが当たり前になるため、後回しにすることがなくなり結果、自分自身が楽になるということですね。

まとめ
共働き世帯が増えたとはいえ、家事は妻やママがこなすものといった考えがまだまだ残っています。
家事は名もなき家事をいれると膨大な量があるため、毎日こなしていくにはルーティン化することをおすすめします。

ルーティン化してしまうことで、今まで気づかなかった隙間時間が生まれ、より時間を上手に活用できるようになりそうですね。