以前は、年末年始に休業する店舗が一般的でした。
しかし平成の中頃から、年末年始にかかわらず営業している店舗が増えてきたような気がします。
「働き方改革」の影響で、再び年末年始に休業する店舗が増加しているようです。
特に飲食店やスーパーマーケットなどでは、主婦たちも多く働くため、年末年始になると人手不足が深刻化することもあると言われています。
この記事では、年末年始にどの店舗が休業し、その期間における買い物と外食の状況を調査しました。また、年末年始も通常通り営業している店舗についても紹介します。
目次
2024年元旦正月空いているスーパー?
まず、年末年始に休業するお店と、各社が発表している、休業理由から見ていきましょう
ロイヤルホールディングス
ロイヤルホールディングスは、『ロイヤルホスト』の9割、約200店舗で2022年12月31日と2023年1月1日を終日休業することを発表しました。
同社は2020年までは年末年始は1月1日のみを休業にしていたが、2021年からは2連休また、通常営業においても、24時間営業の全廃や時短の拡大など、従業員の働き方改革に積極的に取り組んでいます。
ロイヤルホスト
2022年12月31日は207店舗が休業、14店舗が営業(一部営業時間短縮)
2023年1月1日は210店舗が休業、11店舗が営業(一部朝食のみ営業、ホテル宿泊客限定を含む)
詳細はコチラ
>>ロイヤルホスト年末年始の営業時間
天丼てんや
2023年1月1日(日)は店舗を休業いたします(一部の店舗を除く)
シズラー
一部の店舗で2023年1月1日(日)は店舗を休業いたします
12月31日(土)9店舗が営業時間を短縮して営業、1店舗(押上)が通常営業、
2023年1月1日(日)6店舗が休業、1店舗(東京ドームホテル)が営業時間を短縮して営業、
1店舗(三鷹)が朝食のみ営業 、2店舗(アクアシティ、押上)が通常営業
WDIGROUP
大人気カジュアルイタリアン「カプリチョーザ」などを運営するWDIGROUPは、「カプリチョーザ」を含むチェーン店の休業や営業時間の変更について、ホームページで公開しています。
半分くらいのお店が休業の様です。
2024年元旦に営業する主な店舗
通常、年末にはさまざまな業種の店舗で営業時間が短縮されることが一般的です。
特にアパレル関連の店舗では、初売りの準備を兼ねて、夕方に閉店し、翌日の福袋などの準備を行うことがあります。
ここでは、元旦に営業を予定している店舗をご紹介します。
なお、記載されている情報は2023年の発表がまだ行われていない場合もあります。
詳細については各店舗に直接お問い合わせいただくか、発表次第追記されることをご確認ください。
かつや
アークランドサービスホールディングス株式会社が運営する人気飲食店「かつや」などは、7割位は1月1日を休業としています。
幸楽苑
「幸楽苑、年末年始も営業!お客様に愛される商品とサービスを提供」
#幸楽苑 https://t.co/WoEkPfXjJG pic.twitter.com/XUDd5mjl61— oreran@美味しそう (@oreran3) November 13, 2023
幸楽苑は2022 年 12 月 31 日(土)から 2023 年 1 月 1 日(日)を全店休業でしたが、2023年の年末2024年の年始ともに通常営業すると宣言しました。
スーパーマーケット
マルエツ
※まだ未発表
首都圏で店舗展開する「マルエツ」は一部を除いて元日休業を決めたと公式ホームページで告知しました。
スーパーと同様に、従業員にリフレッシュしてもらうとのこと。
働き方改革、ワークライフバランスを進め、また、顧客サービスの向上につなげるということです。
2022年12月30日まで通常
2022年12月31日 時間短縮営業
2023年1月1日 休業(一部店舗除く)
2023年1月2日・3日 時間短縮営業
成城石井
※未発表
12月31日(土)は、路面店などを中心とした店舗で営業時間を短縮。
2023年1月1日(日)は多くの店舗で休業とする事を発表しています。
また、翌2日(月・祝)も休業の店舗があります。
ライフ
※未発表
2022年12月31日は短縮営業、2023年は1月1日・2日・3日は全店舗終日休業(下記店舗以外)となっています。
セブンパーク天美店は、1/3(月)あさ10時~よる9時までとなります。
グランシップ大船駅前店1Fビオラルのみ、1/3(月)より通常通りとなります。
やはり、営業時間の変更や店舗休業の理由として多く上がったのが、「働き方改革」が1つでした。
[飲食店]
すかいらーくグループ(ガスト・バーミアン・ジョナサン・夢庵など)
すかいらーくホールディングスは、『ガスト』や『ジョナサン』などグループの8割にあたる全国約2800店舗で、2021年12月31日の午後6時から2022年1月1日の11時まで休業すると発表しました。
大晦日の18時閉店対象店舗は、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、グラッチェガーデンズ、La Ohana、とんから亭。
夢庵、藍屋、ゆめあん食堂は16時30分からテイクアウトのみ営業で20時閉店。
魚屋路は20時閉店(元旦は9時からテイクアウト開始)
2022年元日は11時から21時の営業と発表しています。
デニーズ
ファミレスの中でも特にリーズナブルで美味しいお店で学生にも人気のあるデニーズ。
年末年始関係なく通常営業するようです。
びっくりドンキー
ハンバーグが人気のびっくりドンキーですが、
特に年末年始に営業時間等の変更などの発表はされていませんでした。
2021年の年末は17時閉店・元旦は通常営業の店舗がほとんどだったので、2022年も通常営業と予想されます。
ジョリーパスタ
パスタやピザが人気のジョリーパスタでは、
「ジョリーパスタは年末年始も休まず営業いたします。
尚、一部店舗では営業時間が変更となりますので、ご了承のほどお願い申し上げます。」
とホームページ上での記載がありました。
12月31日・1月1日のみ営業時間が変更で21時・22時閉店
また、『12月28日~1月5日』まで全店ランチメニューを休止
おそらく今年も同様かと思われます。
CoCo壱番屋
CoCo壱番屋はフランチャイズ店舗ということもあり営業時間は各店舗の裁量で決めているようです。
2022 年 12 月 31 日および 2023 年 1 月 1 日については、営業している店舗と時間短縮営業もしくは休業している店舗があるようです。
詳細は店舗検索ページよりご確認ください。
[スーパーマーケット等]
イオン

全国展開されているイオンですが、各地営業時間に変更の可能性はあると思いますが、通常営業と発表もされています。
ドンキホーテ
世界進出もしているドンキホーテ。
こちらも年末年始変わらず、通常通りの営業のようです。
年末年始営業する店の変遷
小売店や飲食店、百貨店など、1980年代前半までは年始の1月4日に初売りを行い、三が日はほとんどの店舗が休業というのが一般的でした。
しかし、24時間営業のコンビニが増加したことで、お正月の三が日でも通常通り営業する店舗が増えていったのです。
この変化とともに、24時間営業のファミレスやディスカウントストアも登場しましたが、これには人件費の課題や人手不足が深刻な問題として浮上しました。この背景から、近年「働き方改革」という新しい働き方の概念が生まれました。
24時間営業や年末年始の通常営業は非常に便利で感謝されていますが、これらがなくなることで不便さを感じることもあるかもしれません。
しかし、皆が心地よく新年を迎えられる環境を整えるために、働き方について再考することが大切ですね。
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